コンビニエンスストア大手のファミリーマートと流通大手ユニーグループ・ホールディングスが9月に経営統合して発足する「ユニー・ファミリーマートホールディングス」がユニー傘下の総合スーパー(GMS)のうち、東海地区以外の店舗を閉鎖対象として検討していることが23日、分かった。 同社は今後5年程度でGMS約50店の閉鎖を決めているが、具体的な地域について明らかになったのは初めて。ユニーの強みがある東海地区を中心に地域密着の店作りから再建を目指す。 統合後の新会社の首脳の一人は「東海地区のGMSは多くが黒字だが、関東などに赤字の店が多い」と指摘。現状で競争が激しく赤字に陥っている店舗を中心に、地域住民への影響も考慮しながら、閉鎖対象店舗を絞り込んでいく考えだ。食料品に比べ、販売不振となっている衣料や住宅関連品の売り場改革の実証実験の対象店舗に選定する可能性もある。 ユニーは、アピタやピアゴのブ