2009年7月22日にトカラ列島で観測できる皆既日食は今世紀最大級の6分前後に及ぶことから、世界的に注目され、多くの方々から島での観測についての問い合わせをいただいています。 しかしながら、外海離島である十島村への交通手段は週2便の村営フェリーしかありません。また、各島にある宿泊施設(民宿)は数が少なく、レストランなど食事を提供する店もありません。電力や水の供給設備も住民の需要を満たす程度の規模です。 十島村としては、少しでも多くの方に皆既日食を観測していただきたいと考えますが、以上のような理由から、大勢の人に同時期に島に滞在していただくことは困難です。 こうしたことから、十島村では皆既日食の観測者の受け入れについて、以下のような基本方針を立て、今後、準備を進めていきます。 皆様のご理解とご協力をお願いします。 基本原則 1.住民生活を守る。 7つの小さな島に約650名の人が暮らしています