今週の『さよなら絶望先生』第143話「六月の崩袈裟固め」では、「サンデーとマガジンの50周年を記念した提携」、「ヤングサンデー休刊」、「雷句先生のサンデー提訴」、「ご自身とサンデーとの関係」といったネタ(これらをまとめて、以下「サンデー問題ネタ」と呼びます)が複雑に絡みあっています。それに加え、漫画家と編集者・読者の関係についても鋭い内容を展開されています。よって、これらを毎週書いている感想【速報版】から独立させ、以下、その内容を概観したいと思います。 ◎6月19日2210追記:巻末コメントについて補足しました。 サンデー問題ネタは、漫画本編と、マガジン巻末の二段構えで扱われています。 1 漫画本編 (0)新條まゆ先生からの「たすき」 2頁2コマ目に「知らない人から回覧が」とあります。 このまま流すようでもあり、巻末コメントに繋がるようでもあります。 新條まゆ先生からの「たすき」について、
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