昨年末のスキー事故でこん睡状態となっているF1元王者のミハエル・シューマッハ氏(45)のマネジャーは15日、同氏が意識を回復し、フランス・グルノーブルの病院から退院したと明かした。 マネジャーのカーム氏は、シューマッハ氏はリハビリを行うために退院したと言い、世間の目から隔離されたところでリハビリを行うことを理解してもらいたい、と声明を発表している。 フェラーリなどで活躍し、F1歴代最多となる7度の総合王者に輝いたドイツ出身のシューマッハ氏は、12年シーズン限りで現役を引退。昨年12月29日にフランス・メリベルでスキー中に崖から転落し、頭部を負傷した。その後、グルノーブルの病院で緊急開頭手術が施されるなど懸命の処置を受けたが、その後は小康状態が続いていた。今年1月末には鎮静剤の投与量を減らし、意識を回復させる治療を開始。人工的に低体温のこん睡状態に置かれていたが、4月には意識回復の兆しを