中国のPHS「小霊通」撤退が3日、ついに決定された。中国移動(チャイナ・モバイル)はこの日、政府主管部門からすべての1900―1920MHz周波数の無線システムを2011年末までに引き揚げ、1880―1900MHz周波数のTD―SCDMAシステムに影響がでないよう明確な指示を受けたと表明した。「国際金融報」が伝えた。 中国移動の関係者によると、政府主管部門はすでに中国移動が1880―1900MHzと2010―2015MHzのあわせて35MHz周波数を使ってTD―SCDMAネットワークを構築することに同意しており、他のキャリアに対し、1900―1920MHz周波数の無線システムでの容量拡張や新ユーザーの拡大を停止し、カバー範囲を広げないよう要求した。 山西電信の従業員は、「このほど小霊通の受付を停止したが、市場から完全に撤退する時期は定かではない」と話す。 工業情報化部がこのほど発表し