日本語圏のAndroid搭載スマートフォン利用者にとって、最も知名度が高いアプリケーションの一つが日本語入力ソフトSimejiである(写真1、写真2、写真3)。日本で発売されるAndroid搭載スマートフォンには日本語入力ソフトがあらかじめインストールされているが、それにもかかわらず“草の根”のソフトであるSimejiの人気は高い。Android Marketの表示によれば、記事執筆時点で5万~20万ダウンロードという実績を持つ。
![“変なソフト”として進化する人気Android日本語入力「Simeji」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)
第1回目は、Androidアプリを開発するにあたっての準備や心構え、そしてAndroidアプリ開発の醍醐味について紹介します。 まずは、ご挨拶 今回から12回にわたり、Androidアプリの開発の連載を担当させて頂くことになりました。よろしくお願いします。まずは、ご挨拶を兼ねた自己紹介から始めさせて頂きます。筆者は、Windows CE, Pocket PC, Palm OS向けにアプリを開発して経験があります。ご存知の方がいるかわかりませんが、稚作には「DMoney」があります。当時は、PDA向けにアプリを開発していたのですが、スマートフォンと比較すると、潤沢とは言えないメモリとノンビリしたCPUをやりくりしながら、ライフワークとしてアプリ開発を楽しんでいました。 図1 想い出のマシン達とHT-03A。上から右回りで、IBM WorkPad、ご存知HT-03A、Palm Tungsten
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