将棋の話です。 将棋のタイトルで、史上初の8冠の全冠制覇した藤井聡太棋士。 最後の王座のタイトルを奪取した試合の122手目で、 実は、劣勢で首を差し出していた。 この時、AIの評価で勝つのは、藤井1%、永瀬99%。 この122手目の5五銀は、簡単にいうと、白旗を上げて指したような手。 相手の永瀬拓矢棋士も、それをわかった上で、次の手を指したが、 秒読みの最中、土壇場で5三馬の手に変えてしまい、 指した直後、永瀬棋士は頭を抱えた。 この時、AIの評価で勝つのは、藤井91%、永瀬9% と大逆転。 42金が、正しかったという。 その後、藤井棋士は生き延びて、勝利し、8冠を奪取した。