朝6時に出勤した兄が、夜の11時ごろに帰ってきた。 会社は車で15分のところにある。終業時刻は10時半だったらしい。 ここ半年ほど、日をまたぐ事が多かったので、それを考えればこれでも十分早い帰宅時間だ。 兄は某自動車会社の下請企業に勤めている。車の塗装などを請け負っているらしい。不況のあおりを食らって仕事は少ないはずでは、と思うかもしれないが、事情は少し違う。 兄の勤めている会社は先にも述べたとおり、塗装屋である。つまり「塗らなきゃいけないもの」があれば、それは車でなくても良い。最近ではピアノだのテレビだの、そういうものを営業が駆けずり回って取ってくるらしい。 そうすると、今まで塗装機のマニュアルに無かったものをやらなくてはいけない。新しい試みなのでもちろん大変である。 結果、どうなったか。 仕事はたしかに増えたが、無理言って頼んでいるのだから足元見られて安い値段をふっかけられる。 仕事は
近頃、東海道新幹線の「のぞみ」の車両は、最新型の N700系が増えて、来年春のダイヤ改正以後は、ほぼ 100%近くが N700系になるらしい。私はこれまでも、できるだけ N700系の車両を選んで乗るようにしてきた。というのは、電源が各列にあって、車内でノート PC を開いて仕事をするにはとても便利だからである。 ところが、いいことばかりではない。N700系車両というのは、時々ものすごいタバコ臭さに悩まされる。N700系は全面禁煙で、喫煙車がない。それなのに、タバコ臭さに悩まされるというのはおかしな話だが、喫煙車のある車両よりもタバコ臭さがひどいのである。 なぜかというと、N700系には喫煙車はないが、喫煙ルームというのがあるらしいのだ。喫煙者は我慢ができなくなると、その喫煙ルームに行って煙草を吸うらしい。そして、吸い終わると、髪の毛だの衣服だのにタバコの臭い(つまり、あの「ヤニ臭さ」ね)を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く