2009年02月07日06:21 カテゴリ ニセ科学 「水は答えを知っている」を読んだ ようやく、水伝関連本の原典を読む機会に恵まれた。 なかなか示唆に富む良い本であった。 もっとも、批判記事を先に読んでいたので、この本の問題箇所はあらかじめ適当に読み飛ばすことができた。 この本の主旨は「『愛と感謝』の心が大切」ということであろう。私もこの主旨に賛同する。 おそらく、水伝に肯定的な人は、この主旨に賛同したのではないだろうか? 水伝を、『愛と感謝』の心を励起するための「自分だましのテクニック」として受け止めれば、つまり、水伝の実験は科学的に厳密でないということを正しく理解しつつも、「水に感謝をささげることで、水がきれいになる」と信じることで、『愛と感謝』の感情を励起させることできるのであれば、そういう使用法も有りではないかと思った。 「ニセ科学」カテゴリの最新記事 「水は答えを知ってい