「飲むと元気になる」という触れ込みのエナジードリンク市場が熱い。元々は20〜30歳代の若い男性を対象にした清涼飲料だが、最近は女性や中年男性をターゲットにした新商品も続々登場。飲料市場全体が伸び悩む中、メーカーは急成長市場にしがみつこうと必死だ。【種市房子】 【写真特集】各社のエナジードリンク ◇ファッション性、消費者つかむ 「24時間戦うのはしんどい」「3、4時間戦えますか」−−。サントリー食品インターナショナルが1日発売した「リゲイン エナジードリンク」の新しいテレビCMのキャッチコピーだ。 リゲインは製薬会社の三共(現第一三共ヘルスケア)が1988年に栄養ドリンクとして発売し、99年に医薬部外品に指定された。「24時間戦えますか」のCMで有名になった。人気に火が付くとみたサントリーは、第一三共からリゲインの名称を清涼飲料に使用する権利を取得した。 想定する顧客層はリゲインにな