こんにちは。 前回は肩甲骨について詳しくご説明しました。 関連記事>>肩甲骨の構造 今回は肩甲骨や胸骨との連結部を持ち、体幹と上肢帯を繋ぐ役割を持つ鎖骨についてお伝えします。 まずは鎖骨と他の骨の位置関係を把握してみましょう。 イラストは上半身の左半分を示したものですが、一番上の肋骨を第1肋骨と言います。 この第1肋骨のすぐ上に鎖骨がありますね。 そして鎖骨・各肋骨が、体の中央部にある胸骨に連結していることがわかると思います。 左肩の方を見てみると鎖骨は肩甲骨の肩峰(けんぽう)と接していることがわかります。 この鎖骨の外側端と肩峰、またそれらに付着する靭帯などで、肩関節の大きな受け皿を作り、上腕骨の骨頭を包み込んでいます。 鎖骨は胸骨端・中部・肩峰端に区別されます。 胸骨端(きょうこつたん) 胸骨関節面(きょうこつかんせつめん) 肋鎖靭帯圧痕(ろくさじんたいあっこん) 中部 肩峰端(けんぽ