みなさんこんにちは、中今〇ノ丞です。 最後の宮大工と言われた「西岡常一」さんの12回目になります。 御著書「木に学べ」から、素晴らしい名言をご紹介いたします。 (出典:「木に学べ」) (法隆寺) 木を知るには土を知れ 「自然の木と、人間に植えられて、だいじに育てられた木では、当然で すが違うんでっせ。 自然に育った木ゆうのは強いでっせ。なぜかゆうたらですな、木から実が 落ちますな。それがすぐに芽出しませんのや。出さないんでなくて、出せ ないんですな。ヒノキ林みたいなところは、地面までほとんど日が届かん ですわな。 こうして種は何百年もがまんしておりますのや。それが時期がきて、林が 切り開かれるか、周囲の木が倒れるかしてスキ間ができるといっせいに 芽出すんですな。 今年の種も去年の種も百年前のものも、いっせいにですわ。 少しでも早く大きくならな負けですわ。木は日に当たって、合成して栄養 つく
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