ネットには危険もある。典型例は、プロフィールを偽って登録している既婚者や遊び目的の人も混じっていることだ(「婚活で「既婚者というババ」を引いた彼女の決断」)。 婚活サービス業者の老舗とも言える結婚相談所の経営者たちは「真剣に結婚を考えている人はアプリにはいない」と対抗意識をあらわに指摘することも多い。一方で、婚活している独身女性からは「結婚相談所に登録している男性は見た目もパッとしないし会話が弾まないことが多くて、交際を深めようと思えなかった」という声も聞く。 どうすればいいのだろうか。指南役として適任者がいる。『あなたの「そこ」がもったいない。』などの著書がある恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんだ。2011年に独立開業して以来、20代から50代までの約1000人の相談にのってきた。そのうち「地方在住者が半分ぐらい」というのは同じく地方在住の筆者にはうれしい。ちなみに菊乃さんは山形県出身で