ある男の物語 男は今日も楽しそうなゾウさんと戯れる。 本を手に取り、残り少なくなったページを開く。 ふと、個性的な挿絵に目が止まる。 「著作権、著作権、著作権」 三回唱えて真っ黒な画面に眠たげな両目を向けた。 「ピエールくんは休みの日に綱渡りしてる。友達になりたい。鳥に止まられ、バナナを仕掛けられ、落ち続けてもなおめげないそこが魅力的だ。」 独白は黒い画面に吸い込まれる。 はあ、とため息をひとつ、残りのページを確認する。 「こなす課題は、もうないのか。」 男はそっと :q をタイプし、席をたった。 ―― 1000年後 男がいたとされる席にこんなメッセージが残されていた。 「Haskellなんもわからん」 完 所感 くそみたいな文章を読んでいただきありがとうございます。 すごいH本完結編です。 Haskellなんもわからんはネタですが、実際スタートラインに膝ガクガクの状態でやっと立った気分で
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