うっかりしていたが、12月8日は新疆ウィグル族自治区カラマイ市(Karamay、中国語では「克拉瑪依」)で1994年に起こった「カラマイ大火災」の17周年記念日だった。今年は広東省で起こった幼女ひき逃げ事件、そして甘粛省での幼稚園送迎バス事故など、子供たちが大人の都合の犠牲になるという痛ましい事件が続いたためか、この日インターネットではいつもに増してこの大火災が話題に上っていた。 カラマイ大火災の全貌が一般に知られるようになったのは、わずか5年前の2006年である。事件からすでに12年が経っていながら、政府が事件直後に市民に約束した記念館がいまだに着工の兆しすらない、というインターネット掲示板への書き込みがきっかけだった。 事件は94年12月8日、同市が「9年制義務教育普及、青壮年の文盲一掃を基本的に達成した」ことを祝う会で起きた。劇場に市内の8小学校、7中学校の学生や教師、及び市政府関係

