治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 不断の努力が必要な「ムダ削減」ですが、我が党内を含め、ちょっと誤解があるような気がしています。ムダは存在しますし、それを切って財源を作るということは常に必要です。その上で、非常にザクッとした雑な議論ではありますが、私の思いを書いておきます。 まず、「ムダ削減」というのは「総論賛成、各論反対」になりやすい際たるものです。「ムダを削減することに賛成の方」と質問すれば、恐らく100%賛成の返事が返ってくるはずです。しかし、具体的に削減をしていけば事業の停止、組織の改廃、場合によっては解雇が出てきます。つまり、ムダの削減というのは言い換えれば「リストラ」ということになります。「ムダ」と言うと、何か社会の現実とは別のところに、「ムダ」という名前の