トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 風刺漫画家・佐藤正明さんどう見る 市長先導のリコール 2010年9月25日 夕刊 勝ちほこるのは? 名古屋市の河村たかし市長が主導する市議会の解散請求(リコール)の署名活動は27日の最終日まであとわずかとなった。本紙の政治面で長年、辛みの効いた風刺漫画を描いてきたイラストレーター佐藤正明さん(61)=愛知県知多市在住=に、「名古屋の乱」を題材に漫画を描いてもらうとともに、市長と市議会の対立について考えを聞いた。 河村市長の誕生から1年5カ月。佐藤さんは「両者が対立しているということ以外には何も見えてこなかった」と振り返る。 争点の一つの議員報酬は、市長が年800万円への半減を掲げ、自身の年収も800万円に引き下げた。一方、市議は「市職員をスタッフに抱える市長と、市議は違う。半額では政治活動がままならない」と反論する。 佐藤さんは「自ら