そんな中、先週は専門家有志の提言が大きな話題となった。このまま感染が拡大した場合、基礎疾患のない若者は検査しなくても症状のみで診断できるようにする方針を打ち出したのだ。オミクロン株では、基礎疾患のない50歳未満は自宅療養で症状が改善している傾向があるためだという。が、「特定の症状だけでの診断は難しい」などの意見を受け、「重症化リスクの低い若者は必ずしも医療機関を受診せず、自宅療養を可能とすることもあり得る」とする提言を21日、公表。医療機関の逼迫を防ぐ狙いだが、「自己判断で自宅療養するってこと?」「検査も受診もせずに症状が軽ければ普通に仕事に行ったりするのでは?」などの疑問の声があちこちから上がっている。