ーーいろいろなことに挑戦されている安野さんですが、エンジニアリングという面で一貫して大事にしてきたことは何でしょうか? 安野貴博氏(以下、安野):いくつかある気がするんですけど、1個は、自分できちんと理解することですかね。プロダクトってやはり全部1人で作るわけではないじゃないですか。会社だと何十人で作るものですし。 でも、技術的なことを理解しなくていいわけではないと思っています。ここまで行けてここまでは行けないみたいなことをわかっていないと、プロダクト全体って考えられないじゃないですか。 AIも、90点取れるAIと、80点しか取れないAIと、99点取れるAIでは、製品で何をするか、どういうユーザーインターフェイスにするか、ビジネスモデルをどうするかがもうぜんぜん変わっちゃうんですよね。なので、そういうところをきちんと自分の手を動かしながら把握しようとするのは、重要なことかなと思います。 ー
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