高下 義弘 日経BP総研 協力ライター 1998年に日経BP社に記者として入社。日経コンピュータ、ITpro(現・日経 xTECH)で経営改革と情報システム、プロジェクトマネジメント、人材開発分野 を追う。2010年からフリーランス。 この著者の記事を見る
勉強第一で大きな買い物はせず、奨学金で学費を賄う−−。全国大学生協連がバブル崩壊後からこれまで20年間の大学生の変化を分析した。不況が続く中、まじめ化と緊縮化が進んでいるようだ。 大学生協連は1963年から、加盟大学を対象に学生生活実態調査を続けている。今回は91〜2011年の回答を研究者5人が分析した。この間大学進学率は25.5%(91年)から51%(11年)に上昇した。 大学生活の重点を「勉強第一」とする回答は、11年は27.1%で1位。91年は19.9%だった。一方「豊かな人間関係」は26%(91年)から13.4%(11年)に半減した。 収入と支出では、1カ月の仕送り額は9万450円(91年)から6万9780円(11年)に減り、家電や家具など耐久消費財支出(半年間)は6万600円(91年)から1万7000円(11年)に激減している。 日本学生支援機構の奨学金受給率は34.6%(11年
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