書籍『仕事も人生もうまくいく! 勝間式 タイムパフォーマンスを上げる習慣』で、収入を上げながら労働時間を3時間に減らすことに成功した、タイパ術を伝授している勝間さん。タイパを意識し始めたのは、一日10時間以上働くこともあった30代前半の頃だそう。 「きっかけは、年上の友人の“40代になったら、人生を逆算し始める”という発言でした。睡眠不足で働き、お酒もタバコもたしなんでいた当時、体にガタがきていたこともあり、人生に残された時間を真剣に考えるようになりました。お金は増やせるけれど、時間は増やせない。いくらお金があっても、それを使って有意義な時間を過ごすことができなければ、何にも意味がないのではないか?と感じました」 「人生の質のよし悪しは、どれだけ一生の間で自分の時間を持ち、自分がやりたいことに時間を投資できたか」で決まると言い、自分のために自由に時間を使える状態を「時間リッチ」と呼ぶ。「人