国際パピローマウイルス学会・日本産科婦人科学会合同メディアカンファレンス(国際パピローマウイルス学会学術集会2023サテライトシンポジウム)「HPVワクチンの効果と安全性に関するメディア関係者とのコミュニケーション」 (2023年3月31日ハイブリッド開催)YouTube動画配信のお知らせ 世界的な公衆衛生上の問題「子宮頸がんの排除」に向けたWHOスライドの日本語翻訳版を掲載しました。以下のバナーからパワーポイントスライドをダウンロードし、ご利用下さい。 より詳しい情報は、下のバナーからご覧いただけます。(2023/4/20:Part3を更新しました) 『子宮頸がんとHPVワクチンに関する最新の知識と正しい理解のために』 初版 2018年3月12日 第2版 2019年12月7日 第3版 2020年7月10日 第3.1版 2020年7月21日 第3.2版 2021年1月8日 第3.3版 20
[6/24更新]子宮頸がんワクチンについて(長文です。お嬢様のいらっしゃる保護者の方は是非お読みください)。新規の9価ワクチン「シルガード」についても記載しました。 子宮頸がんは子宮の入口(頸部)にできるがんで、日本では毎年1万人が子宮頸がんにかかり、約3千人が亡くなっており、近年は若い世代で多くなっておりピークは30代です。20代、30代の女性で子宮頸がんのために妊娠できなくなる女性が毎年1200人います。 この妊娠・出産・子育ての時期に罹患してしまう子宮頸がんの殆どはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と言われており、特に2つのタイプ(HPV16型と18型)によるものが子宮頸がん全体の50~70%を占めており、そのHPV感染を予防するワクチンが子宮頸がんワクチンなのです。子宮頸がんワクチンでのHPV感染予防と、20歳以降の定期的な子宮がん検診受診とで子宮頸がんはかなり予防できま
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種が、公費補助のもとに広まりつつある中で、副作用問題がマスコミで大きく取り上げられました。マスコミ報道しか情報源のない患者さんやご家族の方が、子宮頸がんワクチンの接種を躊躇されることは理解できます。厚生労働省も「積極的にはお勧めしていません」「接種に当たっては、有効性とリスクとを理解したうえで受けてください」と、案内しています。HPVワクチンは、接種してはいけない危険なワクチンなのでしょうか。もう一度、HPVワクチンの効果や副作用を考えてみましょう。 子宮頸がん;日本では、毎年15,000人が子宮がんにかかり、そのうち3,500人が死亡しています。子宮がんにかかる年齢が最近は若年化し、20-30歳代の患者さんが増加してきています。しかも、欧米の子宮がん検診率(80%)に比べ、日本は20%と低いうえに、子宮がん検診を受ける方が20-30歳代では特に
厚生労働省 子宮頸がんは、乳がんに次いで、若い女性に2番目に多いがんです 子宮頸がんは、女性の子宮の入り口部分(子宮頸部)にできる「がん」です。 若い女性(20~39歳)がかかる「がん」の中では乳がんに次いで多く、女性の100人に1人 が生涯のいずれかの時点で、子宮頸がんにかかると言われています。年間9,000人近くの人 が子宮頸がんにかかり、2,700人もの人が亡くなっています。 子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの 感染が原因で起こるがんです ヒトパピローマウイルス(HPV)には、100種類以上のタイプ(型)があり、そのうち、 子宮頸がんの発生に関わるタイプは「高リスク型HPV」とよばれています。主に性行為に よって感染します。海外では、性活動を行う女性の50%以上が、生涯に一度は感染すると いわれ、感染しても多くは自然に排出されます。 子宮頸がんの約半分は、
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