Webアプリケーション関連セキュリティを扱うブログ「ha.ckers.org」は,Webサイト閲覧中のパソコンからネットワーク・プリンタに許可なく印刷できる攻撃手法「Cross Site Printing」(クロスサイト・プリンティング)を紹介した。この手法を考案したAaron Weaver氏は,プリンタがスパムの送信手段として悪用されると考える。 Cross Site Printingで細工されたWebサイトにアクセスすると,パソコンを接続しているネットワーク内のプリンタに印刷ジョブが送られ,意図しない印刷が行われる。Weaver氏は公開した資料(PDF形式)において,攻撃はJavaScriptだけで実行できるとしている。プリンタに任意のテキスト・データを送信できることから,一般的なテキスト文書の印刷だけでなく,PostScriptコマンドによるプリンタ制御も可能だ。 米メディア(Inf
![Webサイトからネットワーク・プリンタに強制印刷させる「クロスサイト・プリンティング」攻撃](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)