子どもの読書量、親の読書習慣が大きく影響 小学2年生が1か月に読む児童書や絵本の数は、親の読書量にほぼ比例することが14日、厚生労働省の調査で分かった。厚労省は「母親、父親ともに読む量が多くなれば、子どもの冊数も多くなっている。親の読書習慣が大きく影響している」と分析している。 母親の文庫や単行本の読書量が、1か月に「1冊」の場合、子どもが読む本は「1冊」17・4%、「2、3冊」が最も多く34・1%、「4~7冊」26・3%、「8~11冊」9%、「12冊以上」13・3%だった。 母親が「12冊以上」の場合は、子どもは「1冊」3・7%、「2、3冊」14・9%、「4~7冊」16・2%、「8~11冊」9・5%。一方「12冊以上」が55・7%と半数を超えた。この傾向は父親との関係でも同じだった。 厚労省は2001年に生まれた子どもの発育や生活状況を毎年追跡調査しており、8回目。昨年、8歳になった約3