デヴィッド・ボウイの名作『ジギー・スターダスト』について、リード・シングルがないため、最初は所属レーベルにリリースを断られていたことが明らかになっている。 「クワイエットアス」のインタヴューの中で、数々のボウイの作品に参加しているセッション・ドラマーのウッディー・ウッドマンジーは、RCAレコーズが初期のバージョンのアルバムをリリースすることを拒否したと明かしている。 「僕らは『ジギー・スターダスト』のレコーディングを終わらせて、レコード会社に音源が行ったんだけどね。彼らはこう言ったんだ。『これはリリースできない。シングルがないじゃないか!』ってね」 しかし、デヴィッド・ボウイはリリースを拒否されても動じることなく、1ヶ月後に彼のキャリアでも最大のヒット曲の一つである“Starman”を書いたという。 「それで、スタジオを出てから1ヶ月で彼は“Starman”を書いてきてね。(1972年の)