映画における「R15+」「R18+」という表記を見たことはあるでしょう。その意味は、言うまでもなく15歳未満、18歳未満の鑑賞を禁止するということ。どのような基準でこの区分が指定されているのか、具体的な例から見ていきましょう。 局部がはっきり映っても、R18+ではなく「R15+止まり」になる理由は? R15+やR18+の日本独自のレイティングは、第三者機関「映画倫理機構(映倫)」が与えているもの。どのような作品に付与されるかは、「映倫分類基準」に記されています。 R15+の項目においては、言語や性表現について「慎重に表現/扱われ/抑制されている」といった言葉が使われています。これだけだと基準がややあいまいにも思えますが、ひとまず「R18+にするほどではない」一定のラインがあることはうかがえるでしょう。 性表現のレイティングの基準に対しての具体例としては、5月27日から劇場で公開中の『帰らな
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