網走保健所、猫の殺処分ゼロ 昨年度、犬に続き 情報発信で新しい飼い主 (04/18 06:00) 網走保健所に80日間以上保護されていた捨て猫 【網走】網走保健所が2013年度に殺処分した猫が、記録の残る02年度以降初めてゼロとなった。保護した猫に関する情報発信や、飼い主との話し合いの強化などが功を奏し、12年度には犬の殺処分ゼロも達成している。担当者は「多くの人の協力のおかげ。今後も続けたい」と意気込んでいる。 同保健所の管轄は、網走市と、大空、小清水、清里、斜里の4町。「飼い主に捨てられた」「迷子になった」―などさまざまな事情の犬猫を収容。保護4日目以降、飼い主が見つからなければ殺処分の対象となる。10年度は犬5匹、猫54匹、11年度は犬5匹、猫12匹を殺処分した。 しかし11年度以降、人間の都合で死ぬ命を少しでも減らそうと、保護した犬猫の写真を掲載するホームページの開設や、スーパーや