印刷 関連トピックス梅雨「きのうは匂ったのに」と、鼻をくんくんさせる三熊山登山会のメンバーたち=洲本市の三熊山 洲本城がある三熊山の山中で、「プ〜ン」と、カレーの匂いが漂う、という。日によって匂ったり匂わなかったり、場所も違ったりして“神出鬼没”。早朝登山の人たちは「皿とスプーンを持ってこんと」と、冗談を言いながら登っている。 三熊山登山会のメンバーは朝早く山道を上り、6時半からお城の広場でラジオ体操をするのが三十年来の習わしだ。「カレーの匂いに気付いたのは、10年ほど前」とメンバーたち。 今シーズンは4月末から、匂っている。去年はまったく匂わなかった。特に雨の翌日によく匂い、間もなく訪れる梅雨のころが「本番」だそうだ。 同市下内膳の東田弘さん(78)、千代子さん(74)夫婦は三熊山とは20年近い付き合い。千代子さんは「山では木の花の匂い、タケノコのゆでたような匂いなど、いろいろ匂