携帯電話のテキストメッセージを悪用し、悪意あるウェブサイトに人々を誘導する攻撃が米国で出現している、とセキュリティ企業が警告している。 この攻撃では、人々を欺いてサイトにおびきよせるために、ソーシャルエンジニアリングの手法が利用されると、セキュリティベンダーWebsenseは勧告で述べている。手口としては、まず、(架空の)出会い系サービスに申し込みをしたことについての礼状が、ショートメッセージサービス(SMS)のテキストメッセージとして、標的となる携帯電話に送信される。同メッセージには、オンラインで申し込みをキャンセルしない場合、電話料金に上乗せする形で1日2ドルが自動的に課金されると記されている。 同様のメッセージが、多数の掲示板のコメント欄にも繰り返し送信されているという。攻撃は米国時間6月22日にアメリカで始まり、Websenseによると、最初に攻撃を発見したのはセキュリティベンダー