映画『アベンジャーズ』の躍進が止まらない。世界全体での興行収入はすでに15億ドルを突破し(9月10日現在)、早くも全世界の歴代映画興行収入ランキングで第3位の記録をたたき出している。そんな同作は、元々Marvelの発行しているアメコミ作品だ。文字通り、アメコミとはアメリカン・コミックス(以下、アメコミ)というアメリカの漫画である。しかし、アメコミは日本のマンガと同じ"漫画"でありながら、それぞれ違った文化のなかでまったく別の進化を遂げたコンテンツとして扱われている。マンガとアメコミはどう違うのか。Marvelのシニア・バイスプレジデント、クリエイティブ&クリエイター・ディベロップメント担当であるC.B.セブルスキー氏に話を聞いた。 C.B.セブルスキー 「マーベル・フェアリー・テールズ」などの作品で知られるマーベル・ワールドワイドの作家/編集者。同社のクリエイティブとクリエイター開発担当シ