90年近い歴史を持つ「角川大映スタジオ」は、更なる進化を遂げていた。<第3回> 角川大映が考えるポストプロダクション像とは 90年以上の歴史を持つ角川大映スタジオの“今の姿”を紹介する短期連載第3回をお届けする。今回は、ポストプロダクション業務、特にダビングステージ関連について紹介する。この項は映画音響をこよなく愛する潮晴男さんにリポートしていただいた。(編集部) 編集部注:角川大映スタジオでは一般見学は受け付けていません。ゲート横のアンテナショップ「Shop MAJIN」ではグッズ購入が可能です。 日本の映画史に輝かしい足跡を残してきた角川大映、今回東京都調布市にあるスタジオを訪問し、角川大映スタジオの今をこの目で確かめることが出来た。そこで意外だったのは角川大映には2011年までポストプロダクションの施設...