小学館は3月15日、『カブトクワガタ』を発売した。対応プラットフォームはNintendo Switch。本作のリアルなムシたちのグラフィックが注目される一方、荒削りでシュールな要素もユーザー間に反響を呼んでいる。筆者は同作を購入しプレイしたことを踏まえて、その内容を紐解いていく。 『カブトクワガタ』は、甲虫バトルゲームだ。舞台となるのは巨大なムシたちが住む異世界。カブトムシとクワガタムシ(以下、カブトクワガタ)が大好きな主人公はある日、現実世界からこの地に迷い込んでしまう。異世界では目の赤く光る凶暴化したムシたちが現れ、人々を襲っていた。主人公はカブトクワガタを育成して戦い、ムシたちが凶暴化した謎に迫っていくことになる。 本作は、ゲーム開発を題材とする漫画「ゲーつくっ!!」との完全連動企画として制作されたタイトル。「ゲーつくっ!!」は、小学館「コロコロコミック」の公式サイトコロコロオンライ