今回の取材は、横須賀・三浦エリアにおける混雑・密を避けた新しい旅行体験の提供を目的とした観光型MaaSの実証実験だ。京浜急行電鉄が販売する「みさきまぐろきっぷ」のデジタル化をはじめとし、キャッシュレス決済(NFC認証)や、シームレスな乗り換え案内、リアルタイムの観光情報の提供により、三浦半島の周遊性向上を検証する。今回は、実際に「みうらよこすかMaaS」アプリを利用して、三崎港周辺で鉄道・バス・食事・お土産の購入までを体験できた。 関連画像を見る ◆「みうらよこすかMaaS」アプリとは 本実証は、令和2年度の国土交通省による日本版MaaS推進・支援事業に選定された事業で、京浜急行電鉄、京浜急行バス、NTTドコモ、三浦市、横須賀市が取り組む三浦半島MaaS協議会が母体になる。本実証にはNTTドコモが提供する専用のiOS対応スマートフォン向けアプリ「みうらよこすかMaaS」を展開する。実証期間