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  • ギデンズ『親密性の変容』 - 書評 - SYUGO.COM

    恋愛感情の歴史的変遷と現代における特質を分析した、社会学の重要作品。 Anthony Giddens "The Transformation of Intimacy", 1992 アンソニー・ギデンズ『親密性の変容』(松尾精文・松川昭子訳、而立書房、1995年) 論旨要約 【1】 19世紀以降、産児制限の容認や家族規模の縮小によって、セクシュアリティは妊娠・出産といった女性の義務から独立・分化してきた。それは結婚を経済的必要性に基づくものでなくし、代わりにロマンティック・ラブの概念に結びつけていくことになった。 ロマンティック・ラブの概念は、男女の結びつきの基礎を、物質的な要因よりも感情的なもののほうへ重点移動させていったため、男性による公的領域の独占を基礎として成立している社会に対する破壊的な力を潜在的に有しながらも、それが性的熱中の抑制や婚姻、母性の概念などと結びついている限りにおいて

  • ライヒ『きけ 小人物よ!』 - 書評 - SYUGO.COM

    「普通の人々」の卑小さとその克服を訴える情熱的・闘争的宣言。 Wilhelm Reich "Rede an den Kleinen Mann!", 1945 W・ライヒ『ライヒ著作集3 きけ 小人物よ!』(片桐ユズル訳、太平出版社、1970年) 【1】 ギデンズ『親密性の変容』の文献リストから探り当てた。私は不勉強にも、ライヒという人のことを知らなかったので、この機会に調べてみることにした。 ウィルヘルム・ライヒ(1897-1957)。オーストリア生まれの精神分析学者で、フロイトとも交流があり、精神分析とマルクス主義の統合をめざして社会的抑圧から性を解放することを訴えた。1939年アメリカに亡命するが、やがて精神的な健康を崩し、性障害をすべて解消する「オルゴン・ボックス」なるものを発明したと称して売り出し、アメリカの薬事法違反で裁判中、法廷侮辱罪で投獄され、獄死。代表的な著書は『衝動的性

    tm3033
    tm3033 2013/07/31
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