はじめに 本記事をご覧いただいている皆様の職場では、PCの展開作業を自社で実施されていますか?それとも専門業者に委託されていますか? PCの展開作業を自社で実施する場合、数台レベルであれば手作業によるキッティングでも問題はありませんが、100台を超えるような台数を展開しなければならない場合、手作業によるキッティングでは非効率となりますので、マスターイメージと呼ばれるアプリケーションのインストールや各種設定が既に実施されているイメージを一つ作成して、そのイメージを複数のPCにコピー(クローニング)してPCを大量展開するやり方が採用されています。 今回の記事では、マスターイメージを作成する際に必ず実行するSysprepの実行手順およびSysprepコマンドを実行する際に必要となる応答ファイルの作成手順についてご紹介したいと思います。マスターイメージ作成手順についてお知りになりたい方は、別の記事