デリゲートとはC++などに存在する関数ポインタに近い機能を持つもので、クラスやメソッドからのコールバック、GUIのイベントハンドラなどを実現するための機構として存在しています。 デリゲートを用いることで任意のメソッドを変数のように扱うことができるようになり、ラムダ式や匿名メソッドなども記述することができるようになっています。 ここではデリゲートの基本的なことについての解説と、デリゲートとメソッドの関わり、デリゲートの宣言など関連する構文などについて解説します。 はじめにデリゲートとは何か、またデリゲートの使い方・動作について理解するため、簡単な例を使って見ていきます。 次の例は、デリゲートを使ってメソッド呼び出しを行う例です。 using System; class Sample { // メッセージを表示するメソッド static void PrintMessage() { Consol