2つの考え方があるデータウェアハウス・システムの構成 データウェアハウス・システムの構成には、2つの考え方があります。 1つ目は、セントラルウェアハウスを構築し、そこに統合されたデータを活用するために目的別にデータマートを構築するという考え方です。この場合のデータマートは、セントラルウェアハウスのデータに依存することになるので、従属型データマートと呼ばれます。 これに対し、セントラルウェアハウスの構築は必須ではなく、目的別にデータマートを構築すればよく、その集合体がデータウェアハウスであるという考え方があります。この場合のデータマートは、基幹系業務システムから直接データを抽出して構築される(セントラルウェアハウスに依存していない)ので、独立型データマートと呼ばれます。 いずれの構成がよいのかと問われれば、私は迷わず前者と答えます。なぜなら、これまでの構築経験の中で後者を選択したことにより以
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