「ベルばら手帖」は「ベルサイユのばら」を、アラフォー女性の生き方やセンスのテキストとして再読する読み物。ハーパース・バザー(集英社)にて2010年6月号から12月号まで連載され、同誌休刊後はGINZA(マガジンハウス)で連載された。実は激情型の肉食系だったアンドレ、天然で森ガールなロザリーなど、大人の女性ならではの解釈で「ベルばら」を読み解いていく。 また池田理代子へのインタビューや、よしながふみが「ベルばら」の萌えどころを語るインタビューも。西本智実、島田雅彦、宝塚歌劇団の壮一帆、鏡リュウジ、鹿島茂ら著名人による解説も収められた。