理由1「小説と漫画」 ライトノベルは、小説の中のサブカテゴリであると同時に、漫画・アニメ・ゲームなどと並ぶオタク向けコンテンツの一つでもあります。なので、ある時は小説の側から「低俗で幼稚な読み物である」と貶され、またある時は漫画の側から「バリエーションが少なくてつまらない」と叩かれてしまうのです。 低俗だ何だという批判の鬱陶しさについては、これまでさんざんそう言われてきた漫画の読者が、いちばんよく分かっていることと思います。 それに、考えてみてください。漫画より多様なコンテンツを抱えている業界なんて、他にどのくらいあるでしょうか。この市場規模で、バトルにファンタジーにラブコメに青春モノにSFにミステリに…各種取り揃えているラノベを、むしろ少しくらい褒めてあげても罰は当たらないと思いますよ。 理由2「ライト」 ラノベをあまり読まない人って、ライトノベルの「ライト」にこだわるんですよね。「ライ