この記事は30代の女性に書いていただきました。 …… 私の息子は発達障害(ADHD)と診断されています。それが分かってから半年ほど経ちました。今ではお互いにADHDを肯定的に捉えられるようになり、息子自身も自分の特性をだいぶ意識することができるようになっています。 彼の発達障害が判明した当時の私の気持ちや、息子に対する思いについて、あるがままに、息子へ手紙を出すつもりで書いていこうと思います。 会計待ちの椅子に二人で座っていた時 あなたがADHDだと分かった時、私は二つの感情に襲われたんだ。一つは、あなたに対する申し訳ない気持ちや、これまでの私の言動に対する激しい後悔。そしてもう一つは安堵。あの気持ちを忘れてしまう前に、手紙に残しておきたいと思う。いつかあなたに伝えられる日が来るといい。 診察室を出て待合の椅子に並んで座っていた時、あなたは普段よりも私にぴったりとくっついていたね。しきりに
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