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ブックマーク / www.cdb.riken.jp (1)

  • カメの甲羅にまつわる100年来の謎を明らかに / 理研CDB - 科学ニュース

    カメの甲羅は肋骨が変化したものである。通常の羊膜類(哺乳類、鳥類、は虫類を含む、胚が羊膜に包まれている動物)の肋骨は、背骨から腹側へと互いに平行に伸びるが、カメの肋骨は腹側には伸びずに、背骨から横に広がり、さらに背側で扇状に広がる (図1、※1 科学ニュース 2007.6.11)。この肋骨の幅が広がって、隣同士の肋骨がつながり骨性の板を作ったものが甲羅であり、種によってはその上に角質の鱗(いわゆる亀甲模様)を作る。実はカメの甲羅は、解剖学、形態学、古生物学分野では100年以上にわたる謎であった。例えば、キリンは長い首を持つが、首の骨(頸椎)の数は7個であり他のほとんどのほ乳類と変わらない。つまり一つ一つの骨が徐々に長くなっていった段階的な進化が推測できる。しかしカメの甲羅は、ただ肋骨が互いにくっつ いただけではできない。カメの甲羅は単に肋骨が進化しただけではなく、肩甲骨など他の筋の位置関係

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