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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (2)

  • 寄生虫の「延長された表現型」に対する進化的トラップの可能性―ハリガネムシ類に感染したカマキリは水平偏光に引き寄せられて道路を歩く―

    澤田侑那 理学研究科修士課程学生(研究当時)、佐藤拓哉 生態学研究センター准教授、佐藤臨 東京都立大学特任研究員、大澤剛士 同准教授、故・松和馬 森林総合研究所博士、Ming-Chung Chiu 国立台湾大学助教、岡田龍一 神戸大学研究員、佐倉緑 同准教授からなる国際研究グループは、ハリガネムシに行動操作されたカマキリが、水平偏光を多く含む光を反射するアスファルト道路に引き寄せられ、その多くがハリガネムシとともに斃死している可能性を示しました。研究成果は、生物多様性喪失の原因の一つである「進化的トラップ」が、宿主の環境応答を介して共生生物にも生じることを示す世界でも初めての研究成果です。 研究成果は、2024年10月15日に、国際学雑誌「PNAS Nexus」にオンライン掲載されました。 「ハリガネムシに感染したハラビロカマキリがサンプリングできる期間は一年の中でも限られており、そ

    寄生虫の「延長された表現型」に対する進化的トラップの可能性―ハリガネムシ類に感染したカマキリは水平偏光に引き寄せられて道路を歩く―
    tmsbb
    tmsbb 2024/11/14
  • チンパンジーに見られる同種間の殺しが適応戦略で説明がつくことを証明 -ヒト科における同種間の殺戮行動の進化の解明に期待-

    松沢哲郎 霊長類研究所教授、古市剛史 同教授、橋千絵 同助教、中村美知夫 野生動物研究センター准教授、伊藤詞子 同研究員らとMichael L. Wilsonミネソタ大学准教授の研究グループは、チンパンジーに見られる同種間の殺しが、生息生息地の破壊や餌付けなどの人為的かく乱の結果として表れているものではなく、物や配偶相手などの資源を得るための雄の適応戦略であることを証明しました。 研究成果は、9月17日(英国時間)付けにて英国科学誌「Nature」に掲載されました。 チンパンジーに見られる同種殺しが適応戦略として進化してきたものなのか、それとも生息地の破壊などの人為的影響によって現れるものなのかという論争が、長らく続いてきました。この研究は50年以上にわたって蓄積された観察例の分析によって後者の説を否定し、同種殺しが雄による配偶相手や資源をめぐる適応的行動として理解できることを示した

    チンパンジーに見られる同種間の殺しが適応戦略で説明がつくことを証明 -ヒト科における同種間の殺戮行動の進化の解明に期待-
    tmsbb
    tmsbb 2014/09/30
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