プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)が終了し、阪神タイガース、福岡ソフトバンクホークスの両チームの日本シリーズ進出が決定。これにより両チームの地元ファンは盛り上がりを見せているが、阪神が進出を決めた18日夜には、大阪市中央区道頓堀の戎橋から川へ歓喜のダイブを行う人が多くみられた。だが、それは危険な行為のため、場合によって「悲哀のダイブ」へと変わりかねない。こうした行為はどれだけ危険なことなのだろうか。 「これは本当に危険な行為だからやめてほしい」と強い口調で訴えるのは、大阪市建設局管理部工務課の職員。それもそのはず、2003年9月の阪神優勝時には、当時20代の男性がダイブした際におぼれて死亡するなどの事故も起きている。 そうしたことを繰り返さないために、同課などは様々な対策を実行。まず阪神がセ・リーグCSで日本シリーズ進出に大手をかけたことを受け、18日昼には「戎橋」の西側にある「道頓