もちろん喜屋武さんにはナイショ 喜屋武ちあきさん。この企画のある意味犠牲者。頼んでもいないのに、いろいろ無茶難題を押しつけます。もちろん、頑張り屋な彼女のことです。笑顔でクリアしてくれることでしょう……。もちろん、喜屋武さんには何も言わずに企画は進行していきます 4月某日――。新学期・新年度がはじまったある春の日の嵐が吹き荒れた日、これからいろいろ無茶ぶりされるであろう主人公が傘を差してやってきた。彼女の名前は喜屋武ちあき。 喜屋武ちあきがタレントとして、アイドルとして、さらに飛躍するべく試練の時がやってきたのだ。とはいえ、本人はまだ何も知らない。タイトルどおり「喜屋武さん、これできますか?」と、さまざまなゲームを送りつけ、ある条件の下、とりあえず漠然と遊んでもらおうというぬるい企画と説明してある。だが、そんなわけがない。 肝心の“条件”を喜屋武さんはまったく知らされていないのだ。タレント