年収400万円未満が半数以上 個人年収ではなく世帯年収という考え方が大切です 日本全国には多くの給与所得者の方がいらっしゃいます。国税庁が発表した「令和2年 民間給与実態統計調査 給与階級別分布」(※1)によると、給与所得者は約5,244万6,000人。給与階級別分布のグラフからは、2つのことが見えてきます。 1.最も多い年収帯は、300万円超400万円未満 約17.4%(図中①) 2.400万円未満の合計は約55.1%(図中②) 給与階級別分布 (※1)国税庁「令和2年分 民間給与実態統計調査 給与階級別分布」https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdfを加工して作成 給与所得が400万円未満は、約55.1%と全体の半数以上を占めており、平均給与の433万円(※2)を下回ってい