[シカゴ 22日 ロイター] テレビを見る、ポテトチップを食べる、昼食に甘い飲物を飲む、夜遅くまで起きているなどの「小さな」悪習慣が、数年単位で徐々に体重を増加させることが分かった。米国での研究が22日発表された。 食事療法の研究では肥満の人の減量に焦点を当てたものが主流だが、医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシンに掲載された米ハーバード大学による今回の研究は、体重の緩やかな増加につながる特定の生活習慣に着目。食生活や生活様式のわずかな修正が体重管理に大きく役立つ可能性があるとしている。 研究では、健康的な体重を維持するには、食品を選ぶ際にカロリーだけでなくしっかりした「選択眼」を持って選ぶことが重要と指摘。研究を主導した米ハーバード公衆衛生大学院とブリガム・アンド・ウィメンズ病院のダリウシュ・モザファリアン博士は、「(日々の)小さな選択が加算されていく」とし、悪習慣による