まなつの まひるの まんなかで。 ぼく ぽつん と たっていたの。 ぽつん と ぽつん と たっていたの。 お日さまの きよらかな 光に みがかれながら。 からだの すみずみまで こころの すみずみまで きれいに きれいに みがかれながら。 にこにこ にっこり たっていたの。 そうしたらね ぼくが かがやき だしたんだ。 こころの そこから まぶしい くらいに かがやき だしたんだ。 風さんたちの かけっこも せみさんたちの おうたも ちょうちょうさんたちの ダンス だって いしころさんと こびとさんの みずあそび だって まぶしい くらいに かがやいて いたよ。 なにもかも まぶしい くらいに かがやいて いたよ。 天の お国に いる みたいにね。 もう、 うれしくて まぶしくて。 なにもかも なにもかも うれしくて まぶしくて。 ぼくは きれいな よろこびに なっていたのです。 うつく