https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1248856597 ★経済史的にみた背景・・・イギリス支配の源は綿製品のインドへの輸出 16世紀頃からヨーロッパとインドとの貿易が始まって以来、インドのキャリコという綿製品がヨーロッパで愛用され始め、イギリスの国民的産業であった毛織物産業や綿産業は大きな打撃を受けた。その結果イギリス人の綿業技術者などはかれらから保護貿易政策の要求を強く議会、政府に要求し、ついに1700年、議会に捺染ものの輸入禁止法を認めさせた。 しかし、イギリスは産業革命を達成し、やがて機械制大工業によってインド製品に劣らないものを安く大量に作ることができるようになり、19世紀初め、ついにイギリス綿業は政府の保護のもとインド綿業を追い越すのである。さらに19世紀中頃には、インド市場にイギリス綿製品の3割が