2020年12月2日のブックマーク (1件)

  • 映画『羅生門』 - 本と映画と時々語学

    白黒映画史上屈指の映像美と、人間のエゴを浮き彫りにする脚が国際的な注目を浴びた黒澤明監督作品のレビューです。 今は亡き三船敏郎さんの名演も特筆すべき特徴です。 ネタバレしながらお送りします。 あらすじ 映像の美しさ 脚の妙 おわりに あらすじ 疫病や戦乱、天災で町も人心も荒廃した、平安時代の京の都。 朽ち果てた羅生門で雨宿りをする下人は、居合わせた杣売りと旅法師から奇妙な話を聞かされる。 山中で武士・金沢の遺体を発見した杣売りは、検非違使に届け出た。 金沢がの真砂といるところを見かけた旅法師もまた、検非違使に事情を訊かれる。 調べの結果、金沢は盗賊の多襄丸に騙され、を目の前で犯された上に殺されたと判明した。 だが、ことの顛末は誰の目から語られたかによって全く違う様相を見せ始める。 映像の美しさ モノクロ写真を見るのが好きな方は、この映画の美しさも余すところなく堪能できると思います。

    映画『羅生門』 - 本と映画と時々語学
    tobewitty
    tobewitty 2020/12/02
    観客は、何が事実なのか?誰が真実を語っているのか?それぞれの言動に振り回されながら、人間のエゴ、本性について、思考していく。京マチ子の、妖艶さ、女性のしたたかな怖さ、すごすぎる。