どうにもネタがない上、文章を考える頭も働かないので富野資料転載でお茶を濁す。 今回はオウム事件に関する各界の著名人のコメントを集めた 「あれは何だったのか?」という書籍に収録された富野インタビューを全3回に分けて紹介したい。 この本が出版されたのはまさにうつ病からのリハビリを続けていた時期に当たる。 プロフィール欄の主な著書が「王の心」になっているのにも注目。 テレビ画像がリアルになった頃 5月24日づけ朝日新聞で紹介されていた今回の事件への都立高校生の感想文中、批判・疑問は35%で、3割がなんらかの理解、共感を示しているというデータ。テレビのレポートで紹介されている若者世代に、あっちにいってしまうのも分かるかなー、という発言もかなり散見されていて、アニメ屋としては考えさせられてしまう。 彼らの反応から、映像力学が、心理的に与えるモメントがあって、それが現実にむけて作動させる要素がある